おすすめのドキュメンタリー映画【バレエ・ダンサー編】#01

「ダンサー、セルゲー・ポルーニン ~世界一優雅な野獣~」

2016年/イギリス、アメリカ/85分/カラー/原題:DANCER /監督:スティーヴン・カンター/出演:セルゲー・ポルーニン、他

ウクライナ出身で、19歳の時、史上最年少で英国ロイヤル・バレエ団の男性プリンシパルとなる。その2年半後、人気のピークで電撃退団。たちまちニュースは国内メディアのみならず、世界中に報道された。スターダムから自滅の淵へ…様々な噂が飛び交う中、彼が再び注目を集めたのは、グラミー賞にもノミネートされたホージアのヒット曲『Take Me to Church』のMVだった。写真家のデヴィッド・ラシャペルが監督し、ポルーニンが踊ったこのビデオはYouTubeで2000万回以上(2017年6月時点)再生されポルーニンを知らなかった人々をも熱狂の渦に巻き込んだ。
<ヌレエフの再来>と謳われる類稀なる才能と、それを持て余し、さまよう心。本人や家族、関係者のインタビューから見えてくる彼の本当の姿とは…?
※パンフレットから引用※



という感じの内容。

幼い頃はオリンピックの体操選手を目指していたみたいで、その頃の映像やバレエスクール時代のレア映像も盛り込れてます。

大人になってからのプライベート映像やインタビューでは、才能があるが故の葛藤や、踊る事への心の変化なんかが伝わってきて、バレエに詳しくなくても、一人の人間のドラマとして引き込まれる内容です。

で、観終わった感想は

じゃないな…

観てる時からの感想は

美しい!

とにかく美しい!

お顔も身体も美しい!

踊ってる、飛んでる姿が特に美しい!

何ていう技?というか型?かはよく分からないですが

両足を前後にピーンと伸ばして飛ぶやつ

(ジュテ?かな)

美しいなぁと。

あと、全身あちこちにあるタトゥを

(劇中もタトゥ入れてるシーンがあった)

古典系踊るときはドーランか何かで

きれーに塗り隠してて

踊ってたら汗もかくのにね

でも隠れたまま

その技術が凄いなと(さすが裏方さん)

最後のシーン

緑の木々が生い茂る中

倉庫のような白の建物の中で

ハーフ丈のスパッツのみで

自然の光線が、全体の色彩が

絶妙なバランスで

キラキラ輝いて見えるスクリーン内で

ただただ踊り続ける肉体美が

“世界一優雅な野獣”

ピッタリだなと。

おわり

最後まで読んで頂き感謝です。
それでは、また。